370:本当にあった怖い名無し:2008/03/26(水)13:08:46ID:W1lLLLN00
P337 巻末の用語集より【過剰ポテンシャル】
過剰ポテンシャルとは、均質なエネルギー場における緊張や極地的な擾乱
(じょうらん:気象学用語で時々刻々と変化する大気の比較的小さな乱れを示す。
disturbance)のことである。
こうした異質性は、何らかの対象に必要以上の大きな意義が与えられる場合に、
思考エネルギーによってもたらされる。例えば、願望は過剰ポテンシャルである。
なぜなら、願望とは、待ち焦がれていた対象を、それがないところへ引き寄せようと
することだからである。自分には無いものをあなたが所有したいという身も細るような
願望は、エネルギー上の「気圧差」をもたらし、その結果、平衡力の風を起こす。
過剰ポテンシャルのほかの例としては、不満、非難、歓喜、崇敬、美化、過大評価、
軽蔑、虚栄心、優越感、罪悪感、劣等感、などがある。
374:本当にあった怖い名無し:2008/03/26(水)14:42:08ID:7K9Jz58+0
>>370追加支援
あの人は私とは違う。 ↑ただの評価
あの人は私とは違う意見を私にぶつけてきた。
↑ただの事実
だから私は反論をした。
↑振り子に触れてしまった
それに対して批判されたので私はさらに反論した。
↑過剰ポ
自分の正しさを証明するために。
↑過剰ポの説明

俺はそんなやりとりを横で見ていた。
↑ただの傍観
ちょっと興味がある話なので聞き耳を立てていた。
↑振り子に触れた
ヒートアップする議論にその場を離れられなくなった。
↑振り子に巻き込まれた
おれは左にいるやつの方が正しい気がするので心の中で応援しよう。
↑過剰ポ発生
左のやつが苦戦している。なんか俺も悔しい。
↑過剰ポのせい

アタイは右のヤツが好き。
↑ただの愛情
議論しているアイツはカコイイ!
↑美化という過剰ポ
だからアイツの言うことは全部正しいし。
↑過大評価という過剰ポ
もうアイツの言うことならなんでも聞くの。一生ついていくの。
↑崇拝という過剰ポ

いいなああいつらはあんな議論ができて。
↑羨望という過剰ポ
自分にはあんな雄弁に語ることなんてできない。
↑劣等感という過剰ポ
でもうるさくて本が読めないよ。静かにしろよ。
↑不満という過剰ポ
公共の場で静かにできないなんてクズだな。
↑軽蔑という過剰ポ
まあ静かにしている僕の方が数倍正しい人間だな。
↑優越感という過剰ポ
375:本当にあった怖い名無し:2008/03/26(水)14:56:51ID:7K9Jz58+0
上の例が正確かはわからないが、
少なくとも過剰ポテンシャルは日常生活の中で常に発生するのである。
だからあまりにも気にしすぎる事は愚かしいが、無頓着なのもまた問題なのである。
過剰ポテンシャルが発生すると、そこに平衡力が働くとされている。
つまり水面のある一点を持ち上げたり押し下げたりするようなものである。
当然水には元に戻ろうとする働きが生じ、持ち上げた分だけその力は大きくなる。
ただし、その結末は期待を大きく裏切られるという形で解消することもあれば、
逆に近づけることもある。ポテンシャルが大きければ大きいほど、手に入る確率が
低くなるのではなく、手に入らない場合の距離が長くなると推定される。
つまり確率を上げるにはフラットな状態を保つことであるが、
フラットでなければ手に入らないわけではない、ということである。
過剰ポテンシャルを発生させたくないのであれば、
許容し可能にする態度であればよいのである。
379:本当にあった怖い名無し:2008/03/26(水)15:35:26ID:OQwIHjqX0
>>376
常に過剰ポが発生していても、恋愛を実らせる人がたくさんいるってことは、
恋愛に関しては過剰ポはあまり影響を与えないということか、
(過剰ポがあって当たり前の状況だから)
過剰ポの度合いによって恋愛が実ったりダメだったりするということか、
あるいはそれ以外か、どれなんだろう?
380:本当にあった怖い名無し:2008/03/26(水)15:57:31ID:7K9Jz58+0
>>379
詳しくはリアトラ参照だが、宇宙にとってはそこにいる二人の人間が片思いであろうと
恋人同士であろうと夫婦であろうと不倫関係であろうと関係なく、ただお互いが
発している思考の波動があるのみなのである。
そして二人の関係が密接になると、そこに振り子が誕生する。
あとはその振り子をどううまくかわしていくか、手なずけていくかが恋愛の秘訣であろう。
二人の波動が振り子と同調していれば、たとえ過剰ポテンシャルが発生しても、それは
二人にとっての問題となる。
もしどちらか一方が振り子と違う波長でいれば、二人で別々の問題を抱えることになる。
382:本当にあった怖い名無し:2008/03/26(水)16:06:10ID:7K9Jz58+0
だが過剰ポテンシャルも振り子についても、バリアントモデル上での仮定の話に
過ぎないのである。ただこれらを使うと上手く説明できるというだけであって、
あまり気にする必要は無い。
あまり首をつっこむのは、良い家を買うために建築法を学ぼうとするようなものだ。
知っていて損をするわけではないが、要はその家でどう過ごすかが問題なのである。